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ニュース(2009年)

ニュース(2009)
女子チャンピオンズチャレンジI さくらジャパンNZに勝利!3位決定戦へ

10月11日にスタートしたBDOチャンピオンズチャレンジTもいよいよ大詰めになってまいりました。さくらジャパンはメダルを争うCプールメダルラウンドに進出後、スペインに0−0の引き分け、17日に決勝戦進出の望みをかけて、ニュージーランドと対戦。得失点の関係で、3点差をつけて勝利することがファイナル進出の条件。相手のニュージーランドは、北京五輪後、初めての外国人監督マークヘイガー氏(豪州)を採用。ヘイガー氏はいち早く若手に切り替えて強化活動に着手。8月に行われたワールドカップの予選を兼ねたオセアニアカップで、ライバルの強豪オーストラリア(ヘイガー氏にとっては祖国)を撃破。平均年齢23歳の勢いのあるチーム。3点差をひっくり返すのは、非常に厳しい状況でありましたが、日本も安田監督になって半数以上がキャップ0の若いチーム。若手も順調に活躍しており、私たち日本人にとっても、世界中のホッケーファンにとっても、おそらく大会を通じて一番興味のある試合になりました。

前半はニュージーランドがうまくゲームをコントロールして試合を運びますが、日本のDFは、まるで壁のように立ちふさがりチャンスを与えません。やがて膠着状態となり、前半は0−0のスコアレス。どうしても点が欲しいさくらジャパンは、早めに得点をとりたいところでしたが、ニュージーランドのボールキープ率の高さに、チャンスをつかめませんでしたが、後半ゲームが動きだし、両チームがペナルティコーナーのチャンスを獲得。しかしながら、ここは双方DF陣が踏ん張り得点を許しませんでした。後半残り15分になったところで、相手もファイナル進出を意識しだし、動きが止まり始めたところを、日本の攻撃陣が攻勢をかけ、チャンスを作り始めました。ようやく68分に永山がフィールドゴールを決めましたが、そのままタイムアップ。ニュージーランドに勝利をしたものの、最終的に2点が足りず、さくらジャパンは、スペインとの3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦は18日、現地時間の13:30(日本時間の20:30)からスペインとの対戦です。
がんばれ!さくらジャパン!


<17日結果>
メダルラウンド Cプール
日本 1−0 ニュージーランド
(68分 永山 FG)