ニュース(2008年)
【男子】 北京五輪予選大会 日本vsスイス
◆さむらいJAPAN 白星発進! ◆
たった1枚の北京への切符。オリンピック最終予選日本大会初日の第3試合、満を持して日本代表・さむらいJAPANが登場。日本のセンターパスにより開始された。
立ち上がりからの日本は、9分に高い位置でのパスカットからのカウンター攻撃や、ゴール前へのセンターリングから相手の反則を誘いPCも取得するものの、得点に繋げることが出来ない。対するスイスは、守備を堅めながらも少ないチャンスをものにしようと右から攻め入るが、決定的なシュートを打つことが出来ない。そのまま両チームとも無得点で前半戦を終了した。
後半も日本の優勢に進むかと思われた。しかし40分、スイス#17 BERGMANN Tobiasが左から長いドリブルで持込んでPCを取得。このシュートはGK#21三好浩史がファインセーブ、だが#16 KLOTER Michael が、GKの止めた球をリバウンドで押し込み、スイスが先制した。
先制点を取られた日本は、その後すぐ#15伊藤 亮が高い位置でのフルプレスからカットし、サークル内に持ち込みシュートを放つ。そのボールはGKに弾かれたが、それを#11坂本 博紀が拾い、ゴール前に居た#8片山 謙一に合わせタッチシュートで決め、試合を振り出しに戻した。
これで流れをつかんだ日本は、その後も右から攻め込み相手DFをおびやかす。60分、相手DFの反則からPCを取得。#9山堀 貴彦がゴール左上にドラッグプッシュで決め、2−1と勝ち越した。
その後も両者譲らぬ攻防が繰り広げられたが、そのまま試合は終了。日本代表・さむらいJAPANは、大切な初戦を白星で飾り、願ってもない好スタートを切った。