社団法人　日本ホッケー協会

　　ジュニアアジアカップ初戦は地元インドとの対戦。
試合開始1分、インドの攻撃、左からのスクープがFWにつながりセンタリング、ゴール前ギリギリの所をGK市川がカットし難を 逃れる。日本も右サイドを中心に攻め込むがチャンスにはいたらない。 前半6分、左サイドからインドのドリブルを日本DFがたまらず飛びつきPC。これをインドNo.2Diwakarのドラックフリックがゴー ル左下に決まり、インドが先制。日本はここから、粘り強いDFから持ち前の走力を生かし、果敢に攻め込む。
20分にNo.14田 中が前線で相手のパスをカットし、そのままサークルインしPCを得る。このチャンスにNo.3三澤がヒット、リバウンドをもう一度 三澤がヒットシュートを狙ったがゴールならず。その後も惜しいチャンスを作るが、ゴールに結びつかない。逆にインドの鋭い カウンターに度々ピンチを招くがDF陣が踏ん張りをみせる。 前半33分にNo.16藤吉が左サイドを抜け出しGKと１対１のビックチャンス、だがインドGKがサークル外に飛び出し、スティック でファインセーブ。そのまま前半は0-1で折り返す。

後半立ち上がり、インドペースでゲームが進む。 39分インドの攻撃、右サイドから左サイドへ流れながらドリブル、そして左45度からのヒットシュートをGK市川がセーブ。 しかし、その後もインドの波状攻撃が続き、PCを与える。そしてこれをNo.2Diwakarに再び決められ2-0。 日本も直後にPCのチャンス、No,5高橋のフリックは一番騎にカットされる。 一進一退の攻防で時間だけが進み、両チームとも疲労の色が見え始めた後半50分、再びインドのPCを今度はGK市川が セーブ。日本はカウンターを狙う。左サイドでボールを受けたNo.13白和がドリブル、そしてNo.12塩川が受け、右サイドのサ ークルトップのNo.15北里へパス、それを北里がDFを一人かわしシュートを打つが枠を捉えきれない。 その直後、インドのビハインドフリーヒットをNo.14田中がカットし、ドリブルからゴール前に待つNo.13白和に合わせたがこれ も枠を捉えきれずチャンスを生かせない。そしてインドのゴールを割ることは出来ないまま試合終了。
日本はインドと1本差の6本シュートを放ったが、そのチャンスを生かせず、黒星スタートとなった。