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試合予定・結果

国内競技大会

国内競技大会(2007年度)

国内競技大会(2008年度)
全日本女子ホッケー選手権大会(第69回)
奈良県 : 親里ホッケー場

優勝
ソニー一宮BRAVIA Ladies
準優勝
コカ・コーラウエストレッドスパークス
3位
南都銀行
4位
グラクソ・スミスクライン

日 時 対 戦
2008
12-04
(木)
9:30 B 南都銀行
2 0 - 0 2
2 - 2
立命館大学
【戦評】
 前半開始から立命が積極的に前線でボールを奪いPCを連続して獲得する。だが、南都DFの堅守の前に得点を挙げることが出来ない。一方南都は、中盤からの素早いパス回しで攻撃を仕掛ける。お互いに得点チャンスを作るがものにすることが出来ず前半は0−0の同点で折り返す。
  後半、50分に南都は立命DFの一瞬のスキをついて山崎がゴール前にパスを出すと、それに北野裕が反応し落ち着いて決め先制する。一方、立命は56分に大石のシュートのリバウンドを奥村が押し込み同点に追いつく。58分にはPCから勝田が強烈なヒットシュートを決める。
11:10 A グラクソ・スミスクライン
2 2 - 0 1
0 - 1
天理大学
【戦評】
 立ち上がりから一進一退の攻防を続ける。前半19分、天理は連続PCのチャンスをいかせない。逆に25分グラクソは一瞬のチャンスから駒澤がダイビングリバースで、ゴール左下に決め先制点を挙げる。29分にもグラクソは、笹原のセンタリングに岩出がタッチであわせ、追加点をあげる。
  後半、追いつきたい天理は必死の反撃から、65分に天理は柴田がゴール前のルーズボールを押し込み、反撃の狼煙を上げる。ペースを掴んだ、天理は怒涛の攻撃を仕掛けるものの及ばず、グラクソが2-1で勝ち点3を得た。
12:50 B 山梨学院大学
0 0 - 0 0
0 - 0
コカ・コーラウエストレッドスパークス
【戦評】
 前半、コカは社会人らしい落ち着いた立ち上がりを見せ、まずPCを得る。点には繋がらないが、山梨DFにプレッシャーをかける。対する山梨は、徐々に調子を上げて行き、学生NO.1の強さを見せる。その後、拮抗した試合展開が続き、前半は両チーム無得点のまま、後半へと折り返す。
  後半、前半同様拮抗した試合展開が続く。山梨はPCを4本得るもコカの連携の取れた守備を崩すことが出来ない。一方、コカはカウンターからのサイド攻撃で反撃に出るがラストパスが合わず得点を挙げることが出来ない。このまま流れ0−0の同点で試合終了。
14:30 A ソニー一宮BRAVIA Ladies
3 2 - 0 0
1 - 0
東海学院大学
【戦評】
 前半開始2分に、ソニーは横山が得点を挙げ早々に先制する。3分にもPCから三浦が強烈なヒットシュートを決め実力の差を見せつける。その後もソニーは攻勢に試合を展開し、前半2−0で折り返す。後半もソニーは38分に千葉がタッチシュートを決め、勝利を決定付けた。その後も東海の反撃を許さず、3−0の完勝。3連覇(11度目の優勝)に向けて好発進した。


2008
12-05
(金)
9:30 B コカ・コーラウエストレッドスパークス
1 1 - 0 0
0 - 0
南都銀行
【戦評】
前半途中から、大雨の影響で水たまりができ、両チームとも思うようにボールを運ぶことができない。膠着状態が続く中、22分にコカは南都DFのスキをつき、真武がゴール前にこぼれたボールを押し込み先制ゴールを決める。前半は、1−0とコカのリードで折り返す。
後半は、前半にもまして雨脚が強まりピッチ状況が悪化。スクープで相手陣地にボールを運び試合を展開。南都の必死の反撃をコカはDF小野、GK吉川らで守りぬき、貴重な勝点3を得た。
11:10 A 天理大学
2 1 - 0 0
1 - 0
東海学院大学
【戦評】
前半は、雨水の溜まったピッチに悪戦苦闘しながらも、22分に天理は上野からのパスをサークル内で受けた新井がヒットシュートで先制点を挙げる。その後は、両チーム攻め手を欠き、天理が1−0とリードして前半を折り返した。
後半、両チーム攻撃の糸口を掴めず、なかなかチャンスを作れない。しかし、66分に天理はPCを得ると、小櫻のシュートのこぼれ球を、大田がトラップしヒットシュートでゴール左に決め、2−0。天理が勝点3を得た。
12:50 B 山梨学院大学
1 1 - 0 0
0 - 0
立命館大学
【戦評】
前半立ち上がり山梨は連続でPCを取りチャンスをつくるが得点を奪うことが出来ない。対する立命もカウンターを狙うが山梨のDFを切り崩すことが出来ない。その後、ペースを握った山梨は、立命陣内で攻撃を続け、24分PCを奪うと李がスイープシュートを決め先制点する。前半は1−0の山梨リードで折り返す。
後半は両チームとも激しいボールの奪い合いとなり一進一退の攻防が続く。その後両チームともPCから得点チャンスを得るも、決め手を欠き無得点。結局1−0で山梨が勝利した。
14:30 A ソニー一宮BRAVIA Ladies
1 1 - 0 0
0 - 0
グラクソ・スミスクライン
【戦評】
前半開始から両チーム共に激しいボールの奪い合いとなった。ソニーは、21分PCを得るとバリエーションから村上がプッシュシュートを決め先制点を奪う。その後もソニーペースで試合を展開するものの決定打を欠き、1−0で前半を折り返す。
後半に入るとグラクソは前線から激しいプレスをかけてソニーを猛追する。しかし、後一歩のところでソニーのDFに阻まれ得点を奪うことが出来ない。結局、ソニーが逃げ切り1−0で勝利し勝点6に伸ばした。


2008
12-06
(土)
9:30 B コカ・コーラウエストレッドスパークス
1 0 - 1 1
1 - 0
立命館大学
【戦評】
 前半、両チーム一進一退の攻防を繰り広げる。試合が動いたのは、30分、PCを得た立命は浦田のヒットシュートのリバウンドを梅下が飛び込みながら押し込み、先制点を挙げる。前半は、立命が1−0リードで折り返す。後半に入り、45分コカはPCを得ると、真武のシュートのリバウンドを小野が押し込み、同点に追いつく。勝って決勝進出に望みをつなげたい両チームは必死の攻撃を見せるが、得点にはいたらず、結局1−1で引き分け、コカは勝点を5とした。 
11:10 A グラクソ・スミスクライン
6 2 - 0 1
4 - 1
東海学院大学
【戦評】
 前半、グラクソは豊富な運動量でコートを広く使い東海ゴールに襲いかかる。14分に島はゴール前でパスを受けると落ち着いて決め先制。24分にはPCから柏木が強烈なヒットシュートで追加点をあげ、前半は2−0のグラクソリードで折り返す。
  後半、東海は40分にPCを得ると、真鍋が技ありのタッチシュートを決め1点を返すが、地力に勝るグラクソは45分にPCを得ると喜多田が決め、3−1。
その後も65・68・69分と連続加点し、東海を一蹴。6−1の大差でグラクソが勝点6とした。
12:50 B 南都銀行
3 1 - 0 1
2 - 1
山梨学院大学
【戦評】
 前半、6分に南都がPCを得ると為藤からのパスを受けた北野理が、角度のない所から上手く決め、先制する。対する山梨は、同点に追いつこうと積極的に攻撃を仕掛けるが、南都の堅い守備を崩せず前半1−0の南都リードで折り返す。後半に入り南都は、徐々にリズムを掴み44分にPCを古家がタッチで決め、2−0とする。完全に主導権を握った南都は、46分に北野裕がドリブルで持ち込みダメ押しの3点目を決めた。一矢報いたい山梨は、56分にリバウンドを中島が押し込むも、結局、南都が3-1で快勝し、勝点4とした。
14:30 A ソニー一宮BRAVIA Ladies
1 0 - 0 1
1 - 1
天理大学
【戦評】
 前半、ソニーが終始優勢に試合を有利に進め天理ゴールに襲い掛かる。天理は、GK浦田・DF小櫻らの体を張ったディフェンスでソニーに得点を許さず前半を、0−0の同点で折り返す。
  後半、激しく攻めるソニーは47分サークル内の混戦からのこぼれ球を前田がヒットシュートで決め、待望の先制点を挙げる。粘る天理は49分カウンターから柴田がGKの弾いた球を押し込み同点とする。その後も両チームとも勝利を意識した積極的なゲーム展開をするが、追加点を奪えず。結局、ソニーが勝点7とし、5年連続20度目の決勝進出を果たした。


2008
12-07
(日)
10:00
3位決定戦

南都銀行
2{ 2 - 0 }1
0 - 1

グラクソ・スミスクライン
【戦評】
  前半、南都銀行は連続でPCを得るとグラクソGK森本の弾いた球を北野理が押し込み早い時間帯に先制点を挙げる。ペースを掴んだ南都は21分中川がリバースシュートを放ち追加点を決めグラクソを突き放す。対するグラクソは小森・駒沢を中心に得点を狙うも南都DFを切り崩すことが出来ず得点を奪うことが出来ない。2-0の南都リードで前半を折り返す。  後半追いかけるグラクソはPCを奪うと柏木の強烈なヒットシュートが決まり1点を返す。その後もグラクソは、激しく攻めるも南都GK森の体を張ったプレーに追加点を奪うことが出来ない。結局2−1で南都が逃げ切り3位が決定した。
12:00
決勝戦

ソニー一宮BRAVIALadies
2{ 0 - 0 }0
2 - 0

コカ・コーラウエストレッドスパークス
【戦評】
  前半、決勝戦らしい両チームとも一歩も譲らない激しいボールの奪い合いとなった。ソニーは三浦を中心としたDF陣が強烈なヒットを武器にチャンスをつくる。初タイトルがかかっているコカはCP中里・小野らが的確な指示を送りゲームを組み立てていく。ソニーは前半PCを得るも粘りあるコカのDFに得点を奪うことが出来ない。コカはカウンターからチャンスを狙うも後一歩のところで決め手を欠き得点を挙げることが出来ない。両チーム無得点のまま前半を折り返す。  後半39分ソニーはPCからPSを得ると山本が冷静に決め待望の先制点を挙げる。その後ペースを掴んだソニーは52分PCを得る。すると村上がフリックシュートを決め2−0と点差を広げる。追いかけるコカも激しく攻めるがソニーの鉄壁のDFを崩すことが出来ない。王者ソニーが貫禄をみせ3年連続11度目の優勝を果たし今季3冠(日本リーグ、全日本社会人選手権)を達成した。